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About Cub


ちょっと
日本一周してきた。


カブに乗って。


雑多




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カブ90で日本一周とか
(エキサイトブログ 別窓)


 

■ Top >>> 工具・整備
最低限(以下の)工具とメンテナンス


コレさえ持ってりゃ何とかなってきた■工具と、
コレさえ知ってりゃ何とかなってきた■整備です。


知識有るカブ玄人の方からすれば、話にならんレベルなのでしょうが、
それでも大したトラブルにも見舞われず、ひたすら元気に走っています。
旅の最中も、コレだけあれば殆どのことに対応できました。
ダメなのもあったけど



最低限の工具編
カブに限らず、バイクには車載工具のセットが付属しています。
ただし、ドライバーやレンチが幾つか、という最低限の作業ができる程度の中身です。
どうせならある程度の工具を揃えておくと、作業の幅も広がります。

中古で購入した私のカブには車載工具がついていませんでした。
ホームセンター等で買い足した、最低限(にも満たない)工具です。



どうです、想像以上に最低限以下でしょうが。

1.コンビネーションレンチ
オープンレンチとメガネレンチのセット、最も使用頻度の高い工具です。
ミラーの角度調整からキャリアの取り付けまで、ほとんどコレで済ませます。
高級工具メーカー Don Quixote の安いセットです。


2.グリップ付きドライバー
軸が抜けて、プラスとマイナスを入れ替えられる便利なタイプ。
よく使う工具で、コレ一本あればほとんどのネジを回せます。
剛性に定評のある マツキヨ で198円でした。


3.ソケットレンチ
数年前に買ったもの。殆ど使っていません。しかし、バッグ内ではいい位置を陣取る。
たまに使うことが有ったかもしれませんが、記憶にございません。バッテリー交換だったかな?

4.モンキーレンチ
緊急時用ということで工具袋に入れてますが、未だに緊急時は来ない。
だから、全く使いません。


5.プラグレンチ
スパークプラグを交換する時に使う、筒型の工具。
年に1度以下の使用頻度です。
プラグとは、右の部分についているパーツです。
エンジンに火花を飛ばしてごにょごにょして
何か全体的にいい感じにする役割だそうです。
冬やエンジンの掛かりが悪い時は、思い切って新しくすることも。


6.絶縁テープ
ホームセンターで30円だった黒テープ。配線の保護や仮止めに使います。
持ち歩く必要性は皆無ですが、工具袋に入れっぱなしだったので写っているだけです。


7.ドライバーセット
何の変哲も無いドライバーのセットです。のドライバーがあるので
出番はありません。走行中にグラグラになった眼鏡のネジを締めた以来使ってない。


8.はさみ
意外と使用頻度が高い道具です。主にお菓子の封を切ったり、
出先で買った商品のタグを切ったりと、大活躍ですが、バイクには関係してきません。
でも、友達が何か買った時や、キャンプツーリング中は、コイツの独壇場です。
「あ、コレ使う?」と口にした瞬間、自分の信頼度もMAXまで上がります(時間限定)


結論として、僕のバイクいじりレベルならば、普段走る分に関しては
1・2・8 さえあれば、どうにでもなるみたいです。ショックです。



まあ他にも、ペンチとかカッターナイフとかが入っており、写真には写ってないけど、
かなり高価な工具もたくさん揃えましたがね(セリア、can・do、DAISO等の一流メーカー)。



数百円の工具セットに入っていたモンキーレンチ。HEAVY DUTY の文字も信頼できない。

整備に使うのは精度と剛性が保証された、専用の工具を使うようにしましょう
僕も(脳内で)所有しています。

無理をすると、ネジ穴やボルトの頭が削れて潰れる(俗に言う"ナメる")、
折れる、切れる、燃える、溶ける、無くなる、といったトラブルに繋がります。

回らないネジは、回らないようにしてあるのです。
外れないボルトも外れないように締めてあるのです。

知識や工具の無いお客が勝手にいじれないように作ってある箇所なのです。
ある程度しっかりした工具を使っても無理だったら、バイク屋さんに行きましょう。
(サビサビで回らないとかだったら、話は別ですが。サビ取り剤を買ってきましょう。)
(ナメたネジやボルトには、専用の工具や、それ用のスプレーがホームセンターで売ってます)





最低限のメンテナンス
・頑丈さで知られるカブですが、ちょっとしたメンテナンスをするだけで
 寿命も延びるってもんです。その中から幾つかをピックアップ。


自分で出来る、簡単なメンテナンス

☆メンテナンス これを読めば誰でも簡単に出来ます、僕が出来たんですから…。
自分で行えば出費はかなり抑えられますし、割と楽しいです。

■ ブ90とリトルカブのヘッドライト球交換

■点火プラグ交換。(エンジンのかかりが悪い時にはコレ!所要時間:5分くらい)

■カブのオイル交換方法!

■ 【完全版】 初めてでも楽勝!カブのバッテリー交換!

■ (旧記事)バッテリー交換。


エンジンオイル
カブには、ガソリンとは別に「エンジンオイル」が必要です。
2000〜3000km走ったら交換するのが良いとされています。

右足元にあるツマミを回し外して、オイルの状態を確認します。
走り方、年式などによってタイミングも変わってきます。

カブは4ストロークというタイプのエンジンですが、
走っているうちにオイルも少〜しずつ減ってきます。
(日本一周時は、2stか!?って程に減りまくりました)
放っておくとエンジンが焼き付いてしまい、最悪の場合直りません。
いざとなったらゴマ油!という伝説も信じてはいけません。


自分で交換するか or お店に頼むのか

自宅でオイル交換した時に写真を撮っていなかったので(ホントだよ)
手順・方法をここで紹介することが出来ませんが、オイル交換は
自分でもできます。

4stオイルはホームセンターやバイクショップにも売っていますし、
作業自体も単純で簡単です。

ただ、面倒な問題点が幾つか。

市販のオイルは1L入りがほとんですが、カブの小さなエンジンオイル規定量は
だいたい0.6L前後なので、残りの0.4Lが毎回余ってしまいます。
中途半端な量です。次回の交換時まで残しておくにも、けっこう場所を取りますよね。


廃油の問題もあります。
交換時に出てくる廃油も、適切な方法で廃棄しなければなりません。
オイルパックリなる、ファンキーなネーミングの商品もでていますが、
数百円、しかも2L用。デカいし、毎回用意するのも大変です。
紙に染み込ませたりして捨てるのも有りですが、コレも意外と面倒。
廃油を飲むのは ダメ、ゼッタイ→

ガソリンスタンドに廃油を持ち込めば、無料〜格安で
処理してくれるみたいですが、それもいちいち面倒。

HONDA純正オイルG1(1L)が、ホームセンターで1000円未満と、確かに安いです。
しかし、うちの近所のHONDA WINGのお店でも、1000円以下で済んでしまいます。
更に、チェーン、空気圧の調整までしてくれます。

手間とお金で判断するなら、バイク屋さんにお願いした方が良さそうですね。

もちろん、お店によっては高い工賃を取るところも。料金の確認は忘れずに!!

カブのオイル交換を「自分でやってるよ!」って人、けっこういるみたいですが、
それは愛機の整備に対する思い入れから滲み出る、愛情のひとつだったのだ。


真偽のほどは知らぬけど

スタンドでのオイル交換は有りか無しか。

ガソリンスタンドでは、バイクのオイル交換もしてもらえるみたいですが、
クルマ用のオイルを入れられるためあまり良くないという話も聞きます。
カブなら4stだし関係ないよ、と言われたこともあります。どうなんでしょ。


ホームセンターで売っているオイルは良くない?

例えば、同じ「HONDA G1」でも、バイク屋とホームセンターでは中身が違うという
衝撃的な話を某バイク屋に聞きました。ホムセン物は質も劣悪で、故障を招きやすい、と。
しかし、「それは大昔の話だよ」と、違うバイク屋に聞きました。どうなんでしょ。

チェーン調整

走っていると、カランカランという音が聞こえてくる。
「シャリシャリ」だったり、「カンッカンッ」だったり、様々ですが、
原因はチェーンの緩みです。締めなおしておきましょう!
シールを貼り直しているだけです→

常に引っ張られているチェーンが、びろ〜ん伸びてくると、
チェーンケースの内部で暴れ始めます。それが音の原因です。
これも、放置すると切れてしまうので右の画像の様に、
キャップを開けてこまめにチェックしましょう。


両サイドからレンチでガシッとして、刻みのついたアレをいい感じにし、
タイヤの位置をグイっとやって、チェーンが真っ直ぐになっているかを
確認しましょう。締めると少し張るので、それも考慮して。
作業する時はミリのレンチも用意しておきましょう。

時には穴からチェーンルブ(潤滑スプレー)を吹いておきましょう。(必ず専用品を!)

タイヤのチェック

走行距離が伸びてくると、タイヤの溝が摩り減ってきます。
滑りやすくて危険なのでしっかりチェックしておきましょう。

チェーンと違い、タイヤの溝は「調整」ができません。
間違っても彫刻刀で手彫りの溝を造り上げたりせず、交換しましょう。
←ココまで摩り減ったら、濡れてないアスファルトでも滑ります。

空気圧のチェックも大切です。
適正な値は、チェーンケースに記されています。
荷物や乗員数、タイヤのタイプでも微調整が出てきます。

急激に空気が抜けた場合はパンクの可能性もあります。
カブは「タフアップチューブ」という、中に色々とまあ良い成分とか液体が入った、
パンクしにくいチューブが採用されています。でもパンクする時はします。

中古車等ではチューブが交換されていることもありますのでご注意を。


走行距離だけでなく、経年劣化や使用状況を加味して判断しましょう。
タイヤの交換方法は、レンチでガコッとやって、レバーみたいのでグイグイ。
その後いろいろやってちゃんと組み込めば完了です。




バッテリー交換

ウィンカーが光りっぱなし(点滅しない)になる。
点滅リズムが極端に遅い。セルモーターが回らない。
その他ランプ関係が非常に弱い。または点かない。

ホーン(クラクション)のボタンを押すと、
死にかけのアブラゼミの鳴き声がする。

久しぶりにエンジンを掛けると上記のような症状が出ることがあります。

バッテリーの充電残量が減っているだけで、ちょっと走れば直るはずです。

問題は、久しぶりでもないのに上の症状が出る、
アイドリングしても走っても改善されない、って時。


そんな時はバッテリーの寿命が考えられます。
カブに使われているバッテリーは弱ったら交換です。

交換は割と簡単なので、自分でも出来ます。■ 交換した時の記事(ブログリンク)

ホームセンターでは4000〜7000円前後、バイク屋さんに頼むと工賃入れたら1万OVER。
ネット通販で謎のメーカーの物を買えば何と・・・2000円以内!

ネットの激安ぶりに惹かれてしまいがちですが、ちょっと待った!!
実は、微妙なサイズの違いで取り付けられないことがあります。
僕もアウスタの激安バッテリーで泣きを見ました(適合品を買ったのに)

知り合いの女性は「アレ、大きくて入らないよぉ…」
知り合いの男性は「す〜ぐヘタっちゃうんだよなあ…」
なんて言ってました。
(断じてそういう話じゃなくてね、バッテリーの話だよ!)

性能やサイズに問題のある商品も売られているみたいなので、
手段や予算とも相談し、慎重に選びたいところです。





駆動系は特に、命に関わってくる部分なので、必ず正しい知識と設備の下で行いましょう。

僕みたいなのが下手にいじったら死ぬと思うので、
いつも、信頼できるバイク屋さんに頼んでます。

自分の技量と相談しながら、正しく楽しいメンテナンス

細かなメンテでも、自分ですると愛着も増大します。
カブにバイクカバーを掛けるだけでもいいんです。
汚れに気づいた時に軽く拭き掃除するだけでもいいんです。
大事なのは、カブを楽しんでいるかってことなのです。



知識が無くたっていいじゃない!

そういうのは、みんなの心の中にあるのだから。
あと、胸の中とかで光り輝いているのだから!!


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